江戸時代の代官・郡代所として現存する「高山陣屋」、城下町の風情が今に残る「古い町並み」のすぐそばに佇む、一日一組限定の一棟貸し宿泊施設「名田町 ななの陽 – ななのひ」。日本三大春慶塗のひとつに数えられる、伝統工芸・飛騨春慶塗。その木目の美しさを際立たせる匠の技から着想を得た設えを、町家の随所に取り入れた完全プライベートな町家(町屋)宿。
飛騨高山産の杉板が張り巡らされた、凛とした町家の外観。玄関先の前庭では、四季の移ろいを映すもみじが出迎えます。町家の1階には、円窓から前庭を眺められる浴室、地窓からやわらかな自然光が差し込む2つの洋寝室、飛騨春慶塗の色合いを壁面にも取り入れた大きな和室を。2階は、掘り炬燵風の囲炉裏テーブルやソファで寛げるリビングダイニングと、会話を楽しみながらお料理ができるオープンキッチンを中心とした開放的な空間です。高い天井には、町家本来の姫小松の梁が残り、高山町家の伝統を感じさせます。すぐそばにベッド2台の洋寝室とシャワーブース・洗面を備え、最大9名様の大人数でのご旅行や中長期滞在も、お部屋を分けて快適にお過ごしいただけます。